こんにちは、愛犬家住宅コーディネーターの森尾です。
最近ではペット(特に犬)を室内で飼う方が増えてきましたね。嬉しい事です。しかし
室内の住環境は私達人間目線でつくられ、人間にとっては快適でもペットには暮らしにくい
事もあります。 猫は案外柔軟に対応しますが、犬はね~・・・・
犬がフローリングの上で、急いで走ったりし・・・すってんコロリンと・・・転ぶ様子・・・
そのしぐさを観て「何か カワイイ」 だなんて感じている飼い主さん・・・
どうして笑えるのですか? 犬は必至で自分の体を守ろうとしているのです。
怪我に気づかないで放置していると悪化し、完治しにくい障害につながる危険性もあります。
* 犬の関節のケガには以下のようなものがあります *
①膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)・・・ひざのお皿の骨で脱臼が続くと膝のじんたいに
ダメージを与える。突然はうようになったら疑いがある。なりやすい犬種(チワワ・トイプードル
ヨークシャテリヤ・パピヨン・ポメラニアン・マルチーズ・キャバリヤなど)
②椎間板ヘルニヤ(ツイカンバンヘルニヤ)・・・何らかの原因で椎間板が飛び出し背骨の中にある
神経を圧迫する。突然後ろ足が動かなくなる脊髄神経の病気で下半身がマヒする。マヒが起きると
歩行が困難になり、排せつのコントロールができない。胴長短足の犬種に多い(ミニチュワダックス
ウエルシュコーギーペングローク・ビーグルなど)
③股関節形成不全(コカンセツケイセイフゼン)・・・太ももの骨と骨盤をつなげる股関節の形に異常がでる。
腰が左右にゆれて歩く。うさぎのように飛び跳ねる仕草。後ろ足を伸ばして座る。運動を嫌う。
(ラブラドールレトリ―バー・ゴールデンレトリーバー・ジャーマンシェパードなど)
このような病気から愛犬たちを守ってあげる為に、辛いおもいをさせない為に
飼い主がしっかりと病気の予防を考えてあげることが大切だと私は考えます。
では、床の滑り止めのよく使われる絨毯やマット。これも衛生的に保つには難しいところがあります。
抜け毛などの掃除も大変。ダニや殺菌も生まれやすいので気軽に洗濯でき、防ダニ加工の物がおススメ
ペット用マットみたいな物。その他ペット用のクッションフロアーを敷くとか(これは我社も工事で使用したり
します。もう少し言いますと、建材メーカーの大建工業様から出ている、ペット専用フローリング
(ワンラブフロアーⅢ 12㎜)や、上から貼るだけ(ワンパークフロアースリムⅡ 4㎜)は普通の
フローリングの仕上がりでペットにも優しい床材です。こちらも我社でも新築やリフォームの時に
おすすめし、施工いたしております。
その他に、現在の床に特殊な液体(ガラスコーティング)を塗って滑り止めするものがあります。
実は今回、このガラスコーティングを私の自宅の床材に実際に塗って体験してみることにしました。
*ホントはワンパークフロアースリムⅡを貼りたいのですが、まず実験!実験!
写真は玄関ホール。 お客様が来られると愛犬ドルが飛び出して行きますので 重要な場所!
今回は、玄関ホールとリビングとキッチンを塗ります。幅木際にマスキングテープを貼り
掃除機でホコリを吸い取ります。シミなども水拭きしておきます。
後ろで愛犬ドル君が「何すんの~?」と興味深々です。
家政婦のミタ! イヤ ドルでした 隠れてるつもりなの?
新品のように ピカッと 輝いているのがわかりますか? 見た目もすごく高級感が出ていい感じです。
しかし・・・液体をしっかり伸ばしていく為、けっこうな力作業です。 オトンは頑張る!ドルの為に!
↑before
↑after フラッシュが反射します
after後の感想! フロアーの目地の間にも液が入っています。仕上がりも
ワックスよりもいい感じで強そうな感じ。ここに オシッコされても木に染み込まないで
綺麗にサットふき取れる感じです。
冬場に施工し、乾燥させる時間もふくめ、一日でできあがる事も 工期短縮・コスト控え目で
簡単な愛犬想いのリフォーム手段としてお客様にもおススメできそうです。
今回はペットの為の床リフォームのご案内でした。 又その他のお悩みも是非とも
ワンニャンリフォーム森尾工務店にご相談くださいませ。
*滑りの違いの動画は後日インスタでご紹介しようとおもいます。そちらも是非是非。
愛犬家コーディネーター・森尾 崇